「全国大会を経験して」
私たち「武修館高等学校筝曲部」は、7月29日と30日に鹿児島県日置市伊集院文化会館で開催された、第47回全国高等学校総合文化祭「2023かごしま総文」の日本音楽部門に参加をさせていただきました。今回の全国の舞台での演奏という貴重な経験は、私たちにとってかけがえのない最高の思い出となりました。
私たちが演奏させていただいた曲は、吉崎克彦さん作曲の「妖精(エルフ)」という曲です。この曲は、森の中で夢から目覚めた妖精たちが可愛い悪戯をしたり、陽気に踊る様子など、妖精たちの世界を表現しています。聴いていただく方々には、その妖精の姿を思い浮かべていただけるように、筝と十七弦の響きとハーモニーを大切にして、心を一つにして日々練習を重ねてきました。
演奏当日、たくさんのお客さんがいる大舞台での演奏は初めてだったため、部員全員が緊張感に包まれました。しかし、演奏は全員が持っている力を出し切り、堂々とした演奏を披露することができたと思います。また、交流会では、クイズ形式で鹿児島名物や伝統を学ぶことができ、また、全国の高校生の方々と一緒に参加したことで一体感も味わうことができました。このような交流の場はすばらしい取り組みだと思うので、これからも続けてほしいと思いました。
この大会に出場できたのは、昨年の全道大会で一緒に演奏をして、全国大会の出場権を獲得してくれた先輩方のお陰です。また、出場に際して応援してくださった保護者や校長先生をはじめとする先生方にも感謝をしております。この気持ちを忘れず、これからも精力的に活動を続け、高いレベルの演奏を目指していきたいと思います。
令和5年度
4月 新入生クラブオリエンテーション(演奏)
7月 武窓祭(演奏)
第47回全国高等学校総合文化祭「2023かごしま総文」出場
10月 邦‘946フェスティバル 筝・尺八コンサート出場
オープンスクール(演奏および体験入部)